ご飯のお供

漬けるだけで激うま!レバーの塩麹漬け【作り置き】

erika_pyys

f:id:erika_pyys:20201109115509j:plain

こんにちは!管理栄養士の中井エリカです。

今日は「レバーの塩麹漬け」をご紹介したいと思います!

レバーは鉄分がとても豊富に含まれていて、貧血対策にもオススメの食材です。

でも、「レバーは臭みがあって苦手・・・」という方、けっこう多いですよね?

今回のレシピはそんな方にもオススメのレシピです。

レバーを塩麹に漬けるだけ!なのですが、

漬けることでレバーはふっくら柔らか!そして臭みも消え去ります。

ぜひお試しください・・・!

レバーの塩麹漬け

f:id:erika_pyys:20201109115509j:plain

材料

鶏レバー 300g

塩麹 大さじ2

材料

①レバーは食べやすい大きさに切る。ボウルに水をはり、レバーを入れてかき混ぜる。3回ほど水を換えながら血抜きをする。キッチンペーパーで水気を拭き取る。

②ポリ袋にレバーと塩麹を入れて揉み込み、空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫で一晩漬ける。

③鍋にレバーとひたひたの水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして10分煮る。ざるに上げて湯は捨てる。

保存期間:冷蔵4日

以下、写真付きで詳しく解説していきます。

レバーの下処理について

f:id:erika_pyys:20201109120420j:plain

レバーの下処理は苦手な方も多いかもしれません。

ですが、要するに切って水に晒して綺麗にするだけです!

レバーは、モノによっては丸いハツの部分もついていることもあります。

ハツも一緒に調理に使って大丈夫です。ハツは切り離して半分に切っておきましょう。

それからレバーも食べやすい大きさに適当に切ります。

ボウルに水を張って、レバー(と、あればハツ)を入れます。

ぐるぐると手で混ぜるとレバーから血の塊が出てくるはず。

水が汚れてくるので、そうしたら水を捨て、新しい水を入れてまたぐるぐる混ぜます。

これを3回くらい繰り返すと、上の写真のように綺麗な状態になると思います。

(写真が少なくてすみません!)

「まだレバーの中に血が残っているような・・・?」と思うかもしれませんが、多少あっても大丈夫です。

神経質に完璧にきれいにしようと思うと、レバーがボロボロになってしまう可能性もあるのでご注意を!

f:id:erika_pyys:20201109120404j:plain

レバーを洗ったらキッチンペーパーで水気を拭き取ります。

しっかり水分を取っておくことも、臭みを消すポイントかなと思います。

塩麹に漬ける

f:id:erika_pyys:20201109121806j:plain

レバーの下処理が済んだら、ポリ袋に塩麹とレバー(ハツ付きの場合はハツも一緒に)を入れます。

塩麹の量は、食材150g当たり大さじ1が目安です。

(今回のレシピに限らず、塩麹に漬けるときは基本的にこの割合でOKです。)

f:id:erika_pyys:20201109122133j:plain

全体に塩麹がいきわたるように優しく揉み込んだら、空気を抜いて、袋の口を閉じます。

そして、冷蔵庫で一晩寝かせておきましょう。

f:id:erika_pyys:20201109122236j:plain

その後、漬け込んだレバーをそのまま(塩麹を取り除かずに)鍋に入れて、ひたひたの水を注ぎます。レバーがかろうじて隠れるくらいの水の量です。

火にかけ、沸騰したら弱火で10分、コトコト煮ます。

それから火を止め、ざるにあげ、湯は捨てます。これで出来上がり!

栄養について

レバーには、鉄とビタミンAを豊富に含むのが特徴です。

鉄は血液中の赤血球を作るために必要な成分です。

レバーに含まれる鉄は吸収率の良いヘム鉄で、貧血の予防に役立ちます。

レバーは豚や牛のものなどもありますが、鶏レバーはその中でも一番クセや臭みが少ないといわれています。

鶏レバーはエネルギー代謝に関わるビタミンB1や、鉄とともに赤血球を作るのに関わる葉酸も豊富に含みます。

まとめ

というわけで今回は「レバーの塩麹漬け」をご紹介させていただきました。

ぜひレバーが苦手な方にも試してみて欲しいです。

おつまみにもオススメですよ。

ABOUT ME
中井エリカ
中井エリカ
管理栄養士
大学で栄養学を学び、管理栄養士免許を取得。
手軽に作れて栄養もとれる簡単レシピや作り置きを考案しています。
YouTube「食堂あさごはん」は現在チャンネル登録53万人。著書5冊。
記事URLをコピーしました