ほっとするおいしさ!がんもと水菜の煮浸し【作り置き】

こんにちは!管理栄養士の中井エリカです。
今日は、「がんもと水菜の煮浸し」をご紹介させていただきます。
煮汁の染みたがんもがじゅわっとおいしい一品です。
水菜をたっぷり1束使うのですが、意外にぺろりと食べられますよ〜!
がんもと水菜の煮浸し
材料(3、4人分)
がんも 中サイズ3枚
水菜 1束
◎だし汁 2カップ
◎醤油 大さじ1.5
◎砂糖 大さじ1
◎酒 大さじ1
作り方
①がんもは熱湯をかけて油抜きし、4等分に切る。水菜は洗って根元を落とし、4等分の長さに切る。
②鍋に◎を入れて火にかけ、煮立ったらがんもを入れて落し蓋をして10分煮る。
③がんもを端に寄せ、空いたところに水菜を入れてさっと煮る。
ポイント
・だし汁は水2カップと和風だしの素小さじ1でも代用できます。
・水菜は火の通りが早いのでさっと煮るだけで大丈夫です。
・保存期間は冷蔵で4日になります。
以下、画像付きで詳しく解説していきます。
まずは材料を切る
がんもは熱湯をかけて油抜きしておきます。
水菜は長さを4等分に切る。長めに見えるかもしれませんが、これくらいの長さがあると盛り付ける時に楽です。
切ったら、写真のように茎の部分と、葉の部分とで分けておきます。
最初にがんもを煮る
煮汁の材料を鍋に入れて火にかけ、煮立ったらがんもを入れて煮ます。
(食材を切る前に煮汁を入れた鍋を火にかけておくと、作業を効率よく進められると思います。)
がんもは落し蓋をして弱火で煮ます。10分ほど煮ると、ふっくらやわらかでとてもおいしそうながんもになっているはず。
水菜は最後にさっと煮る
がんもが煮えたら、上の写真のようにがんもを片側に寄せます。
そうして火加減は弱火のまま、水菜の茎の部分を入れます。
水菜は火の通りが早いので、あっという間にくたっとしてきます。
そうしたら茎の部分を寄せて、空いたところに葉の部分を加えます。
葉の部分は茎の部分より、もっと火の通りが早いです。
ここでもう火を止めてしまっても大丈夫です。
上の写真のように、煮汁にひたすようにすると、あっというまに葉がくたっとします。
これでできあがり!
水菜はシャキッとした食感が美味しい野菜なので、煮過ぎないのがポイントです。余熱でくたっとさせるくらいでも大丈夫です!
栄養について
水菜はスーパーなどで1年中出回っていますが、実は冬が旬の野菜です。
β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEといった抗酸化ビタミンを多く含み、がんや生活習慣病を予防するのに役立ちます。
そのほか貧血対策に役立つ鉄や、骨や歯を作るのに必要なカルシウムなど、ミネラルも多く含みます。
シャキシャキとした食感で、サラダにしても美味しいですが、さっと煮るとカサが減ってたくさんの量を食べやすいです。食感を残すために煮すぎないようにするとよいですよ!
がんもには大豆由来のタンパク質と、実はカルシウムも多く含まれます。
がんもの100g当たりのカルシウム含有量は270mgで、実は牛乳よりも多いのです!(牛乳は100g当たり110mgのカルシウムを含みます)
カルシウムというと乳製品のイメージがあると思いますが、がんもなどの大豆製品もカルシウム補給に料理に活用できると良いですね。
まとめ
というわけで今回は「がんもと水菜の煮浸し」をご紹介させていただきました。
煮物は時間をおいても美味しく食べられるので、作り置きにぴったりのメニューです。
簡単なのでぜひ作ってみてくださいね!
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ありがたいことに重版もしまして、たくさんの方にみていただき嬉しい限りです。
ありがとうございます!
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