豚こまトマト【作り置き】

こんにちは!管理栄養士の中井エリカです。
今日はこれからの季節にオススメの作り置きおかず「豚こまトマト」をご紹介したいと思います。
トマトは実はとてもうまみが豊富な野菜です。
そのためコンソメなどのスープの素や、うま味調味料などを使う必要はありません。
トマトのうまみと酸味、豚肉のコクで、とても美味しくなりますよ。
そのまま食べてもおいしいですが、リゾットにアレンジするのもオススメ!
ぜひ作ってみてくださいね。
豚こまトマト
材料(2、3人分)
豚こま切れ肉 250g
玉ねぎ 1/2個
ニンニク 1かけ
◎トマト缶(カットタイプ) 1缶(400g)
◎水 200cc
◎トマトケチャップ 大さじ3
◎砂糖 大さじ1/2
◎塩 小さじ1/3
オリーブオイル 適量
作り方
①玉ねぎは皮をむき、みじん切りにする。ニンニクもみじん切りにする。
②鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて中火にかけ、香りがたったら豚肉と玉ねぎを加えて炒める。
③肉の色が変わったら◎を加えて混ぜ、弱めの中火で10分煮る。
ポイント
・玉ねぎは薄切りでも◎
・保存期間は冷蔵で4日になります。
以下、写真付きで解説していきます。
ニンニクを炒める
材料を切ったら、フライパンにニンニクのみじん切りとオリーブオイルを入れて熱します。
ちなみに、以前も紹介しましたが、ニンニクは冷凍保存しておくととっても便利です!
私はいつも何個かをいっぺんにフードプロセッサーでみじん切りして、ラップに包んで小分けにして冷凍庫で保存しています。
(↓私が使っているフードプロセッサーはこちら。使いやすいですよ。)
パナソニック フードプロセッサー 1台4役(きざむ・する・混ぜる・おろす)離乳食 MK-K48P-W
ちなみに冷凍しておいたニンニクは凍ったままフライパンに投入して大丈夫です!
生・冷凍どちらの場合でも、フライパンを熱する前に、ニンニクと油を先にフライパンに入れてくださいね!(熱してから加えるとはねたり焦げたりしやすいです。)
玉ねぎとお肉を炒める
ニンニクの良い香りがたったら、豚肉と玉ねぎを入れて炒めます。
玉ねぎは、今回みじん切りにしてあるのですが、薄切りでも大丈夫です。
そのまま食べる場合は、むしろ薄切りの方が食べやすいです。が、あとでご紹介するリゾットにアレンジする場合はみじん切りの方が食べやすいかなぁと思います。お好みでどうぞ。
ちなみに、玉ねぎのみじん切りも冷凍保存できるのでストックしておくと便利ですよ!
冷凍した場合もそのままフライパンに投入して大丈夫です。
玉ねぎのみじん切りって目に染みるし、まな板を飛び出して散らばったりして、意外と面倒なんですよね…。玉ねぎのみじん切りもフードプロセッサーで一気に切って冷凍保存がとってもオススメです。(冷凍すると火の通りも早くなるので一石二鳥ですよ。)
煮込む
肉の色がこのくらいまで変わったら、トマト缶、水、調味料を加えて煮ます。
蓋はしなくて大丈夫ですよ。
ちなみに水はトマト缶に入れて、残ったトマトをゆすぐようにして加えると無駄がありません。
缶の半分が約200ccですよ。
弱めの中火で10分ほど煮込んだら出来上がりです。
水分が飛び、少しとろりとします。
ちなみに右上にうつっているのが無印良品の調理スプーンです。
一時期とても話題になっていた商品なんですが、本当に使いやすくてオススメです!!
今回の料理でも炒めから盛り付けまで活躍してくれました。(絶妙な形状で、炒めたり混ぜたり盛り付けするのもとてもやりやすいのです。黒だから料理の色がうつる心配もありません。)
気になった方は無印良品へレッツゴー♪笑
リゾット風アレンジ
もちろんそのまま食べても美味しいのですが、リゾット風アレンジもオススメなのでぜひやってみてください。作り方はとても簡単です。
作り方(一人分)
「豚こまトマト」1/4量とご飯茶碗軽く一杯を小鍋に入れて中火にかけ、3分ほど煮て塩を加えて味をととのえます。器に盛り粉チーズをふれば出来上がり!
簡単にできるので夜食などにも良いですね。
ちなみにこの器、通販のベルメゾンで買ったのですが、とっても可愛くないですか・・・?
お気に入りすぎてあまり使えていないのですが(笑)リゾットにはこの器だな、と思って合わせてみました。こうやって写真に撮るのは初めてですが、やっぱり可愛いな(自己満)
しかもこれ、可愛いだけじゃなく、電子レンジもオーブンも直火もOKなのですよ!
直火にもかけられる器ってなかなかないですよね…。こういうリゾットを作るときにも鍋なしでそのまま作れるから便利ですよね。
(でも直火にかけるのはまだもったいなくてできていません笑)
リンク載せておくのでよければチェックしてみてくださいね。
栄養について
豚肉にはタンパク質、ビタミンB1などが豊富に含まれます。
ビタミンB1はエネルギー代謝に関わるビタミンで、食べたものからエネルギーを生み出すために重要な栄養素です。
とくに糖質の代謝に大きく関わり、甘いものをたくさん食べ過ぎるとビタミンB1の必要量が高まるといわれています。
トマトは強い抗酸化作用をもつリコピンが豊富に含まれます。
リコピンは熱に強いので、今回のような煮込み料理でも壊れずに摂取することができます。
むしろ加熱したほうが、トマトの細胞壁が壊れてリコピンを効率よく摂取できるといわれています。
また、リコピンは脂溶性なので油を使う調理で吸収が良くなります。
まとめ
というわけで今回は「豚こまトマト」をご紹介させていただきました!
ぜひみなさんも作ってみてくださいね!
それでは〜
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ありがたいことに重版もしまして、たくさんの方にみていただき嬉しい限りです。
ありがとうございます!
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