簡単!牛肉のつくだ煮【作り置き】

こんにちは!管理栄養士の中井エリカです。
今日は「牛肉のつくだ煮」をご紹介したいと思います。
甘じょっぱい味付けと、牛肉の旨味とコク!
これがあればご飯が何杯でもいけてしまう美味しさ…無限ごはんに注意です。
作り方はとても簡単なので、料理が苦手な方もぜひつくってみてくださいね。
牛肉のつくだ煮

材料(作りやすい分量)
牛肉切り落とし 300g
●酒 大さじ3
●みりん 大さじ3
●醤油 大さじ3
作り方
①鍋に●の調味料を全て加え、煮立ったら牛肉を加える。

まず調味料(酒 大さじ3、みりん 大さじ3、醤油 大さじ3)を全て鍋に入れ、火にかけます。
(鍋と書きましたが、私はフライパンでやっています。どちらもあまり変わらないのでお好きな方を使って大丈夫です♪)

煮立ったら牛肉を入れて菜箸でほぐします。
(私の場合、ご飯と食べるときに小さめの方が食べやすいので、このときにほぐしながら大きいお肉は菜箸で小さく切っています。)
②アクが出たら取り除き、弱めの中火で10分ほど煮て、汁気がほとんどなくなったらできあがり。

弱めの中火で煮て10分ほどすると、汁気が少なくなります。
(煮るときはたまに混ぜて全体に煮汁がからむようにするとよいです)

あとはお好みの具合まで煮詰めたら出来上がりです。
つくだ煮なので、濃いめの味付けとなっていますが、塩分が気になる方は調味料を減らしてくださいね。(全部大さじ2ずつ程度くらいにするとよいかと思います。つくだ煮というよりは濃いめの煮物という感じになります◎)
ちなみに牛肉は切り落としなど、安いもので大丈夫です。
カロリーが気になる方は脂身の少ないモモ肉を使うとよいかと思います。
ポイント
・生姜(千切りやおろしたもの)を加えても美味しいです。
・煮るときは、全体に味をなじませるように、たまに混ぜてくださいね。
・油が多いお肉の場合、冷えると固まるので、食べるときは少しレンジで加熱すると食べやすくなります。
・つくだ煮なので味付けは濃いめとなっていますが、塩分が気になる方はお好みで調味料を加減してください。
保存期間
・保存期間は冷蔵で5日になります。
栄養について
牛肉は部位にもよりますが、他のお肉に比べて脂質が多い傾向にあります。
ダイエット中は注意が必要ですが、カロリーが気になる方は脂肪分の少ない赤身のお肉を使うのがオススメです。
牛肉の赤身部分には鉄が多く含まれ、牛肉に含まれる鉄は吸収の良いヘム鉄のため、貧血対策に役立ちます。
またアミノ酸バランスの優れた良質なタンパク質も豊富に含みます。タンパク質は免疫細胞、血管、皮膚、筋肉などあらゆる部分を作るために必要な栄養素なので、健康のために欠かせません。
忙しいときはタンパク質が不足しがちになるので注意してくださいね。
タンパク質豊富な作り置きをひとつでも冷蔵庫に常備しておくと、時間がない時のご飯にきっと役立つはずです。
まとめ
というわけで今回は「牛肉のつくだ煮」をご紹介させていただきました!
ただ煮るだけなので、本当にとても簡単です。そしてご飯がすすむすすむ…
ぜひ作ってみていただけたら嬉しいです。
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